№23 碧南STファクトリー+DOG HOUSE
チームオーナー、監督、Rider Red ㈱STファクトリー 戸嶋 秀樹
副監督 AUTOSHOP K’s 小山 弘
Rider BLUE 香川 純 Rider YELLOW 大須賀 俊晴
予選 総合16位 NATクラス7位
決勝 60周完了時に赤旗にてレース中断。そのまま終了となり総合6位 NATクラス4位。
ヤマハ YZF-R6 チーム最上位

ST600 4耐 レース後

●26日(金)フリー走行、予選
○フリー走行
Rider Redを登録したチームは当該ライダーのフリー走行でのタイム計測が義務となった。
まずは戸嶋オーナーから走行開始。マシンチェック、決勝での走行も考えてラップタイムを計測。
その後、大須賀へ交代しECUマッピングなどのチェックを行って他チームよりいち早く走行を終えた。
○Rider Yellow 大須賀
今シーズンNAT JSB1000をBMW S1000RRで戦い、2年前までYZF-R6でST600を戦っていた大須賀。今大会に於いてもマシンのセットは大須賀の意見を基にして組み立てていった。
予選は1セットのタイヤを2人でシェアして使う為、大須賀にはある程度のタイムを刻んで貰った時点でアタックを終えてもらい早めに次の予選に取り掛かる準備をしてもらう事とした。
しかし、予選前のフリー走行を早めに切り上げてまで先頭でヘリポート横の待機所で待っていたにも関わらずサーキットオフィシャルのミスにより5分前ピットレーン前移動と予告されていたタイミングよりかなり早くピットレーンが開放。
予選の前にあっても波乱を感じさせる事態となった。
幸い、先頭ではなかった物のタイムアタックには大きな支障は無い位置でコースインでき、結果として2’21.966 総合10番手となった。
○Rider Blue 香川
今シーズンGSX-R1000でナショナルJSB1000に参戦する香川。
600でのレースは昨年の4耐、YZF-R6でのレースに関しては2017年の4耐以来となる。
大須賀の予選を早めに切り上げたおかげで香川の予選は先頭でのコースインとなった。
結果は2’23.121 総合23番手
◎2名の平均タイム 2’22.54317番グリッド。NATクラスとしては7位となった。
 
●27日(土)決勝
スタートライダーを大須賀に変更しての決勝。
三重県に接近していた台風6号の影響により、決勝レースの開催も危ぶまれたが7:30にチーム代表者ブリーフィングが招集。
大会事務局は予定通り4時間での開催を決定。波乱を予感させる決勝の朝となった。
9:00 4時間耐久ロードレース スタート。
無事にスタートを終え順調に周回を重ねていく大須賀。雨風の変化が多々見られ転倒者も見られるレース展開だったが当チームは着実に進めていった。
20周を周回してピットイン。大須賀から香川へ交代。
レインでの走行は自信が無いと述べていた香川。初めて使用するYZF-R6+ブリヂストン製レインタイヤではあったが一定のペースで18周を走りきり無事に大須賀へマシンを託す。
大須賀の2回目の走行辺りからは上位陣の一部で転倒やガス欠などのトラブル、タイヤ交換を選択した事で落ちていくチームが発生。
その中で大須賀は安定してコースに留まり周回を重ねる毎に順位を上げていった。
当チームは雨量などの状況によって臨機応変に・・・とは準備はしていたが、基本的には4時間をフルに走るという状況であっても前後タイヤ交換という選択は考えていなかった。
トップが48周を完了した時点での当チームの順位は総合8番手
大須賀には1スティント目より引っ張って22周を走ってもらう事を確定。
ルーティン通り21周完了時にピットインサインを出し、大須賀は確認。
22周目にピットインからの香川へのライダー交代、給油の準備を整えていた所で突然の赤旗。
幸いにも転倒などのトラブルに巻き込まれる事無く大須賀は無事にピットレーンのパルクフェ
ルメゾーンへ帰還した。

●レース中断から終了。そして順位確定
赤旗後、しばらくして車両保管対象となる事をオフィシャルから告げられ再車検へ。
必要な作業を終えてしばし待っていた所で正式結果表が発表され総合6位、国内ライセンスで争うNATクラス4位全ヤマハチームの中でトップという好結果で終えた。

【副監督 小山 弘としての総評ならびに御報告】
チーム代表の戸嶋さんからオファーを頂き、今回の4時間耐久に副監督として参加させて頂きました。
何ヶ月も前から4耐へ注力していたチームと違い、当チームが実質的に動き出したのはレース前週の20日(土)でした。
ライダー2名の目標は2017年、2人で出場して悔しい思いをした4耐をやり直したい。完走という結果を持って取り返したいとの事。
非常に短く限られた時間では有りましたが、チームをまとめてレースに注力できる環境を作るお手伝いはできたかと思います。

沢山の方々のご協力によりまして総合6位・NATクラス4位・ヤマハYZF-R6出場チーム最上位という素晴らしい結果を残す事が出来ました。
以下にチーム全体を通して、ならびに当店を通じてご協力頂きました企業様やショップ様をご紹介させて頂きます。

アケノスピード(有限会社明野自動車) 稲垣様ならびにスタッフ御一同様
Total Car Produce Links代表 笠原様
ヤマハレーシングサービス バナナハンズ代表 岡崎様
RacingTeam DOG HOUSE 岩谷様ならびにチーム御一同様
ALTEC代表 山本様
カーズショップ ビッグワンダー代表 大見様
チーム岩月 松本様
OGKカブト レーシングサービス 南様
チーム員として関わって下さった皆様
その他、4耐期間中パドック内外でご支援下さいました皆様
本当に有難うございました!

私個人としても2017年以来の4耐。
取引先にも御協力頂き、この4耐に全力で注力する事が出来ました。
私を信用してチームの指揮を任せて下さった㈱STファクトリー 戸嶋さんには本当に感謝しています。
有難うございました!

ココまでお読み頂き有難う御座いました。
このレポートの投稿を持って私自身の鈴鹿4耐は終わります。
ご参加されました皆様、サーキット関係者の皆様、お疲れさまでした!